2014年 元旦を迎えました

新年明けましておめでとうございます。
静岡市は快晴の元旦となりましたが、風が強く吹きました。

昨年は、我が国にとりましては、2020年の東京オリンピック開催が9月に決定したとともに、6月に富士山が世界文化遺産に、また12月に「和食」もユネスコ無形文化遺産に登録されるなど世界に日本を発信するために大きな一歩となりました。

我が市、静岡市でも世界文化遺産となった富士山の構成遺産として清水区にある「三保の松原」が登録され、そのおかげで、多くの観光客に足を運んでもらっているようです。この絶好のチャンスを活かしていかなければなりません。昨年、旧静岡市と旧清水市が合併して10年が経ちました。この三保の松原を活かした観光の展開は、新静岡市が次の10年を占う試金石になるものとも言えます。

2014年は、翌年の2015年からスタートし向こう8年間の静岡市の将来像を描く「第3次静岡市総合計画」を策定する年となります。
田辺市長が掲げる都市ビジョン「求心力が強く、世界中から人が集まるまち」、「災害に強く、安心・安全に人が暮らせるまち」をさらに具体化し、実感をもてる静岡市にしていくために、2014年は正念場です。

私も今まで以上に地域の皆様の声を、そして、若い世代の将来への希望の息吹を静岡市の街づくりに、また将来生まれてくる子どもたちの幸せにつなげていく決意です。

どうぞこれからもご支援、ご協力、またご指導のほど よろしくお願い申し上げます。
今年は、「午年(うまどし)」です。私も年男として、若者らしく、そして、議員活動2年目を一生懸命取組んでいきます。

景気も上向く兆しは見えていますが、不透明感は捨てきれません。大切なのは、日々の暮らしであり、経済です。静岡市の経済を行政が後押しできるよう私も力を注いでまいります。

また、東日本大震災から本年3月で、3年の月日が経とうとしています。復興活動の加速化に向けて、同じ日本に生きる一人としてもできるだけの支援をしていきたいと考えます。

私も昨年、静岡市から職員が派遣され復興活動支援を行っている岩手県山田町や仙台市の実情をみてまいりました。沿岸部ではまだ更地のままになっていますし、福島県では先の見えない状態が続いています。静岡県は、東海大地震に加えて、南海トラフ地震の心配があります。特に、ここ静岡市も多くの沿岸部を有しており、決して東北での被害は他人事とは思えません。避難対策を中心に、発災した時に要支援者となる方々への支援方法も具体的に実践していく必要があります。被災地支援活動を行った市職員の方々の経験も地震対策に活かしてまいります。

最後になりますが、皆様にとりまして、幸多き2014年になりますよう心より祈念申し上げます。

2014年 元旦 畑田ひびき